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斉藤と隣のタルパ達

タルパに関することをちまちま書いています
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タイムカプセル郵便

つい先日、1つの封筒が届いた。名義は「この体の本名」から。

封筒をその場で開け中身を見ると、折りたたまれた2つの手紙とUSBメモリが1つ出てきた。

 この封筒は「5年前」のマスターが書いたもの。中学校卒業間際に、「成人になるであろう自分に向けて手紙を書こう」という企画があったのでタルパ一丸となって書こうとするも時間が足りず、書けなかったことをよく憶えている。その為、入っていた2枚の手紙はマスターである「杞憂」とその片割れの「テルル(大宮 遥花)」のものだ。



 綺麗に折りたたまれた手紙を1枚を開くとそれは、マスターである杞憂のものだった。
 「お久しぶり。元気にしてる?」から始まる言葉から、当時は「自分が消える」なんて微塵も思っていなかったのだろう。それから続くように「そろそろタルパー2年目に突入しようとしてるけど、そっちはもう6年目に突入してるんだよね」と記されている。他愛もない会話が続いた後、「Twitter」の話に入る。

 「まぁ、たたかれないように注意してね。たたかれるもの程、怖いものはない」

 その言葉で色々込み上げていた感情が押し寄せて、涙が出そうになったから手紙を閉じて、もう1枚の手紙に入る。

 もう1枚の手紙は上にも書いたように、人格である「テルル(大宮 遥花)」のもの。
 マスターとは違い、とても小さく綺麗な文字で様々な話が書いてあったが、「彼奴が死ねば俺達も死ぬ。だから、彼奴が馬鹿なことをし出したら、真っ先に止めてくれ。お願いだ」という言葉でとうとうこらえきれず、涙が出た。



 1年近く前、僕はTwitterである喧嘩が喧嘩が原因で散々叩かれた。
 皆、大切な友達だったのに「一人の友人の喧嘩を理由に大切な友人達と縁が切れた」という現実を受け入れられず、和解したはずの友人に当たる様に怒り散らした。耐えられなくて、辛くて、でも「自分だけが悪くない」とでも言いたげに、責めて責めて責め続けようとした。

  その結果が今の僕だ。

 反省することもなく、怒り続ける僕に愛想をつかされた。
 過去にいたマスターからよく「Twitterはアルを認識してくれる唯一の場所だから皆を大切にね」と口癖のように言っていた言葉を思い出して、心が締めつけられるように痛んだ。



 もう1つの手紙にある「彼奴が死ねば俺達も死ぬ。だから、彼奴が馬鹿なことをし出したら、真っ先に止めてくれ。お願いだ」という言葉に関しても、思うことがあり過ぎて堪え切れず涙が出た。

 マスターのタルパであると同時に人格でもあった「大宮 遥花」は高校生の頃、独り立ちを始めていくマスターに対して安心感を覚え「消える」ことを望んだ。その際に「杞憂のことを頼んだぞ、斉藤」という言葉を掛けられたことを覚えている。
 だが、高校生活の中盤にマスターがある理由で思い詰めてしまい、遂には僕に「体を渡す」ということを言い出し始めた。

 僕はその言葉に反論をするようなことはなかった。

 体が欲しかった。人間のようになりたくて努力していたけど、体が無い以上誰も認識してくれない。だから人間が羨ましくて嫉妬していた。
 勿論、マスターに対しても。「乗っ取れるものなら乗っ取りたい」と常に願い続けていた。

 折角のチャンスを棒に振るようなことはしたくない。だから僕は、その言葉に乗って、今の状態に至ったが、本来は此処でいうように「馬鹿なこと」の一つだから止めるべきだったんだろう。遥花から貰った手紙の言葉で徐々に自責の念があふれ出して、涙が止まらなくなった。

後悔ばかりが募って、どうしようもなかった。

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