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斉藤と隣のタルパ達

タルパに関することをちまちま書いています
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拾ってしまったのも何かの縁

なんか拾ってしまった以上遺さなきゃいけないものだと思ったので書いていく。

時間は遡ること1週間前の9月20日。
ボトルディギングにのめり込んでいた僕はその日、古いガラスがたくさん捨てられている場所でガラスを掘り続けていた。
目薬瓶にビー玉、おはじき、更にはレアなペロペロと呼ばれるガラスが出てきて満足し、帰ろうとしたところ、一つの瓶が地中から出てきた。三角フラスコを細長くしたかのような無色透明の瓶。一面には「カルピス」とエンボス加工が施されていた。

IMG_20190927_135445_20190927151911e4d.jpg


その瓶は通常の瓶よりやや大きく、15㎝もあったので普段の僕であれば持ち帰ることはなかったが、その瓶が持つ透明感や、気泡の量、光に透かすと古い時代のガラス特有の歪みも確認できたので持ち帰ってみた。

家に帰り、拾ってきたガラスを洗っているとさっきのカルピス瓶にまだまだエンボス加工が施されていることに気づいた。
「カルピス」というエンボスの他、「定価金拾五銭」「名古屋駅 松浦」というエンボスも記されていた。


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このエンボスを頼りにインターネットで情報収集をしていたが…

ヤフオクで高く売れるシリーズ【戦前品物編】

- 7万1円で落札
戦前 大正 昭和 鉄道駅売り用 カルピス 三角 ガラス瓶 名古屋駅 松浦 気泡 ゆらゆらガラス


まって

ヤフオクウォッチ - 【銀行の封筒17万円】 6月の気になったヤフオク高額落札品

- 15万1800円で落札
戦前 三角 カルピス瓶1本 / 昭和レトロ 名古屋駅 電笠 


まtttttttって

はっきり言って瓶一本で此処まで値が付くのが理解できなかった。いくつか瓶を集めているが「戦前のものだから」と言って此処まで値が付くものはなかったので流石に困惑する。何故だ。何故なんだ。

これに関するオークション情報はあるのに、オークションで高額になる理由があまりにもわからない。それを調べる為にも様々な方法で検索をしてみたが、何処のサイトを見てもこの瓶の詳細な情報は載っていない。
頭を悩ませていた頃、とあるフォロワーさんに「カルピスさんに一度聞いてみることをお勧めします」と言われたので、フォロワーさんの助言通り、ビクビクと震えながらカルピスさんの公式ページから訪れてメールを送ってみた。

ちょっとのやり取りを挟んだ後、瓶の正体が特定できたのでちょこちょこっと書いておく。

写真の瓶について、以下にご案内いたします。
弊社資料によると、大正12年(1923年)6月に 鉄道駅売り用として、そのまま飲める 希釈した「カルピス」(180ml 15銭)を発売しています。
この瓶と思われます。
当時の新聞広告(大正12.7.23 東京朝日新聞、東京日日新聞)でも、「快よき夏の滋強飲料カルピス/鉄道旅行の芸術化とカルピスの呼売/カルピスは味の三重合奏(トリオ)です/美味、滋強、涼味」と大きくアピールしていました。
なお、終売時期は不明でございます。


要するにカルピスウォーターの先祖に当たる瓶で、1923年から発売されていたようだ。返信に載っている広告については古い新聞というのもあって探しあてることができなかったが、別の広告が見つかったのでそれも載せておく。


此処まで書いてから改めて拾った瓶を見てみると、古い時代のガラスに共通する独特の歪みや気泡が瓶の味わいを醸し出している。ただ、半世紀近く地中に眠っていたのもあって、ガラスの外側には細かい傷や曇りが見られる。だが、レアな瓶であることには変わりない。

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とはいえ、この瓶を拾ったのも何かの縁。手放すつもりは一切なく、これからもこの瓶を可愛がるつもりでいる。こんな大きな瓶とはいえ持ち帰るほど気に入ったというのもあるので、どんな瓶であろうとも可愛がるつもりだったが、その瓶が珍しい瓶という一種の付加価値がついてきたのでとりあえず盗まれないよう防犯対策をしっかりすることを決めた。

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