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斉藤と隣のタルパ達

タルパに関することをちまちま書いています
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ダイブ練習、その理由

 数日前から荒谷先生の指導の下でダイブ練習を行っている。

 最初の段階というのもあり「白い部屋を作る」ことから始めているものの、非常に簡単に説明される割に、要求される技術が非常に高く、部屋を維持するだけでも疲弊してしまう。

 Twitter等を見るとダイブできる人はそれなりにいるようだ。正直、羨ましい。



 このブログを再開してから早半年が経つが、思えば僕の口から「ダイブ世界」について語られることは無かったと思う。語られていたとしてもそれは「4年前の記事」で表面をなぞる程度にしか触れていない。

 今までダイブについて語らなかった理由は3年以上ダイブ世界のことを忘れていたから。

 別に記憶から消していた訳じゃない。当時はダイブ世界に向かうような余裕が無く、現実のことに集中しなければならなかった時期だった。前を向くためにも現実に向き合い続けているうちに、いつしかダイブ世界のことを忘れてしまっていたのだ。



 そんな僕が何故、今頃になってダイブ練習を始めているのか。

 理由は様々あるものの、決定打となったのは一枚のイラストからだった。

2020031113193470a.jpg

 イラストに描かれている人物はダイブ世界の住人である「五十嵐 颯汰(いがらし そうた)」(左側)と、「榎戸 護(えのきど まもる)」(右側)の二人だ。

 この二人は「版権元が僕と同じ」というのもあって、非常に仲良くして貰っていたし、特に「五十嵐 颯汰」に至っては「兄さん」と慕う程に仲が良かった。

 「僕がタルパ(タルパー)を辞めても、この人達は記憶の中で色褪せることなく残り続けているのだろう」と本気で思っていた。
 

 ある日、Twitterのタイムラインにて、ダイブ世界の住人をひとりひとり紹介している人が居た。その時にふと、頭の中で上記のイラストが過り、便乗する形でこの二人について紹介しようとした…が、僕は彼等の名前を思い出すことができなかった。

 いくら思い出そうとしても、この二人の名前を思い出すことができない。それどころか連鎖的に記憶を辿ってみると他のダイブ住人の名前も、顔も、姿も。何もかもを忘れてしまっていることにも気付いてしまった。

 必死に記憶を模索してから数十分後。何とか名前を思い出すことはできたが「数年空いただけで此処まで忘れてしまう」ことに酷く愕然とした。それが怖い。忘れたくないものまで忘れたくない。とても、怖かった。



 そんなこんなで「現実と向き合う為」にダイブ世界に向かうことを止めていた僕だったが、今は「ダイブ世界の住人を思い出す為」にダイブ練習をしている。

 とはいえ「思い出す為」だけなら記憶を漁ればいいと思うかもしれないが、実際に彼等と会ってお話しすることで今まで忘れていたことを思い出せるかもしれないので、此処では「ダイブ世界の住人を思い出す為」と書き記す。

 3年という尋常じゃないレベルのブランクが発生しているので、実際にダイブ世界に向かうまで相当な時間が掛かるかもしれないが、とにかく今は訓練して、ダイブ世界に入れるだけの精神状態を保てるように努力する。
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