他人のブログを巡っていた際「タルパの武器」とやらを紹介している方が居た。過去に自分も武器を持っていたことがあるので貶すような真似はできないが、それはそれとして
斉藤
「…タルパに武器を持たせるって何処となく厨二臭くない?」不知火
「僕が持つとしたら間違いなく魔導書ですね」斉藤
「話聞けよアホ」
僕の家ではタルパ達に武器を持たせるといった行為はしていない。
その理由は単純で「武器を持たせる必要が無いから」である。
タルパに武器を持たせている理由の大半は自衛や護衛といった『何かを護るため』だが、僕の家では護る対象を設けていない。あえて言うなら「肉体」という防衛対象はあるが、武器を持たせたところで、物理干渉すらできていないタルパ達には肉体を護ることは出来ないから持たせていないのだ。
「そもそも皆、タルパに武器を持たせているが、一体何からタルパーを護っているんだ…」というタルパの頃に憶えた疑問がこのような形で反映されている可能性もある。だからと言って他人の方針に口出すような意図も無ければ嘲り笑うような意図も無い。
本当に無い。言葉足らずで結構反感を買ってきた過去があるので敢えて言うが、本当に無いよ…。「よそはよそ、うちはうち」だと思ってるから本当に押し付けるような行為もしないから攻撃しないで…。
不知火
「いや、しっかりと聞いてますよ。聞いたうえでの発言です。僕の家では自衛する必要が無いので武器を持つ必要も無いじゃないですか。でも、それはそれとして実戦で使用してみたい武器とかはあるんですよ」斉藤
「それが魔導書…と…」
不知火
「ええ。魔導書を使って相手の頭を本で叩きたいんですよね」
斉藤
「普通の本でやれ」
不知火
「はぁ~~??大切に扱うべきものを粗末に扱う時の楽しさは最高じゃないですかぁ~~~???」
斉藤
「人格破綻した人間みたいなことを言うな。荒谷先生はなんか特殊な武器を持って戦いたいとかある?」
先生
「戦いたいと言えば戦いたいけど…。それができるような家じゃないだろ…。持つとしたら銃が無難かな…。マシンガンとかそういう片手で扱うことが難しい武器を片手で持って戦う奴。あれやってみたいんだよな。普通に恰好良くないか?」
斉藤
「先生もそういう浪漫とかがわかる人なんだな…。めっちゃ良い。というか先生自体が顔が良いから何しても似合うな、良い、わかるよ、好き」
先生
「事あるごとに褒めてくるのなんか気持ち悪いなお前…。そういうお前は何を持って戦いたいんだ?」
斉藤
「一升瓶」
先生
「一升瓶」
斉藤
「一升瓶に中途半端な量のお酒を仕込んでそれで相手を殴っていきたい。遠心力が上手く働いてダメージデカくなりそうだし、割ったら危険な武器になる」
先生
「…夢も欠片も感じられないな、お前の武器…」
斉藤
「想像力が足りない代表タルパーだから仕方ないね…」
一升瓶を武器にして戦いたいという発言は結構本気で思っているので「夢も欠片も感じられない」って言われると悲しくて仕方ない。僕という人格形成において、ガラスは結構深く関わっていたものだからどうしても気になってしまう。
加えて、想像力が足りないものだから「自分が扱える武器」を考えるとどうしても現実的な考え方をしてしまう傾向があるので「大剣は扱えない」とか「太刀は隙だらけで僕には難しい」とかそんなことばっかり考えてしまい、結果的に地味なものを選んでしまう。
「タルパーには想像力が不可欠」と言われることがあるが、僕の場合はこのように「常識」の枠に当てはめようと固執する傾向にあるので普通に想像力のあるタルパーが羨ましくて仕方ない。柔軟な思考があってこそのタルパーなので他の方々の姿勢を見習っていきたいです…。
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