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斉藤と隣のタルパ達

タルパに関することをちまちま書いています
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数日程観光を楽しんでいましたが

不知火
「此処数日、僕達のことを忘れて楽しそうに過ごしていましたよね」


斉藤
「意識はしていたけど人間より気配が無いものだから許してよ」




 タルパは他の思念体と違い、「現実に居る存在」だとはいえ『肉体を持ち合わせていない』為、生身の人間と比べて不都合な点が発生しやすい。些細なことで気配が消えたり、声が聞こえにくくなったり、見えにくくなったり…。

 こういう事は思念体を抱える人達からすると一度は通る道だと思っている。

 元がタルパである自分は「タルパを認知する方」だけでなく「タルパーに認知される方」の経験もあるので、「タルパーに構って貰えない時の寂しさ」というのをよく理解している。
 物理干渉などが行えるような卓越したタルパならまだしも、「僕」のような未熟なタルパからすると「タルパー」だけが認知して貰える唯一の存在。その為、「出来る限りタルパとも意見交換できるように」と観光中も常にタルパのことを意識していたが、これがどうも難しい。

 いくら僕のタルパがオート化進行していようが、タルパの声が完璧に拾い切れる訳ではない。

 僕の場合、タルパとお話している際は変性意識状態に近い状態でないと拾い切れない。その状態に入ろうと意識するも慣れない場所と、慣れない周りの騒音によってタルパからの言葉が右から左へと流れてしまう。加えて、今回の旅行は恋人いった特定人物の「声」にも気にする必要があったので通常時よりも聞き取ることができない。

 僕のタルパもこの現象についてある程度理解を示しているのか、2日目からは「意識できない以上は仕方ないので、暫くは席を外すことにします。常に傍に居る我々よりも目の前に居る方と楽しんでください」と、火曜日まで僕の元を離れたり、様子を見に戻ってきたりを繰り返していた。



斉藤
「意識できない日があるってだけなら良いけどなぁ…。個人的に社員旅行や友人との飲み会などの後は翌日以降、一週間近くはタルパの気配が感じられなくなるのが気になる点というか」


先生
「要するに『楽しい日の後は我々の存在が感知できない』のだろ。数年は共に過ごしているからそれくらい解っている」


斉藤
「あー…。うん。言ってしまえば本当にそれなんだよね。タルパの存在には常に意識しているが、意識するだけのリソースを現実で発生している状況を処理する為に持っていかれてる気がする。感情の起伏が発生し得る場所に身を置いているのなら尚更の話」


先生
「思いつく解決方法があるとするなら、現実に回している処理能力を減らし、此方に回すってくらいだけど、正直其処までしてまで回されても『お前と話すことないし…』ってなるからな…」


斉藤
「メチャクチャ言うやん。全俺が泣いたわ」


不知火
「まあ斉藤さんも把握してると思いますが、我々は貴方に其処まで関心ないので…」


斉藤
「あまりにも酷い言い草に草。タルパ警察があったら今頃虐待として訴えてた」


不知火
「それを面向かって言えるだけの信頼関係が築けてると解釈しておいてくださいよ、それくらい」




 タルパの声を聞き取ろうと意識すればこのように会話ができる。本来は声を聴こうと意識せずとも聞こえる段階まで持っていけたらいいが、其処までの技術を会得するのに数年は掛かると思っているので、長い目で見ることにする。
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